180SXの修理の続きです。説明追加しました!

モノコック構造の車の場合、薄鋼板パネルが何個も溶接されて一つの固まりとなって成り立っていますのでこの様に先端が振られている場合は先端だけでなくその周辺を構成しているパネルにも影響を及ぼし広い範囲まで歪みが出しまいます→損傷及び入力の度合い、車体の構造等により変わりますので一概にはいえませんが。

まず始めに修正前にどのポイントがどれだけ狂っているかの確認を入念に行い状態を正確に把握しておきます。

この180SXの場合は単純にいいますとアッパーが左に約40ミリ、サイドフレーム左右それぞれが左に20ミリ振られています、それぞれ上下の狂いはわずかで済んでいます。

寸法測定後、粗引きをして狂っている各ポイントの寸法をほとんど修正してしまいます、もちろん寸法を常に確認しながら慎重に行います。
また、交換パネル周辺の鈑金修正もこの段階でほとんど終了させてしまいます。
180SX引き180SX引き2







180SX引き







この車両はストラットタワーも修正で出来る範囲でサイドフレームも付け根(フロア側)まで損傷は及んでいないのでENGを降ろさず作業しました。ほとんど出して粗引き作業終了

で、こんな感じ。
粗だし後180







修正の際に基準となる車体各部の正規寸法データは車体寸法図集(鈑金業界の専門書)に出ています。
そのデータと照らし合わせてどの位ずれているか判断しながら修正していく訳です、けっして勘でやっているのではありません。
そうは言っても細かい部分や外板パネルの最終的なチリ合わせなど随所に感覚で判断する必要のある部分があります、後は経験ですね。

車体に関する資料には様々な物があります。これはウチにある物の一部↓
寸法180180本







ここで初めて交換するパネルを外します、外すといってもスポット溶接で溶接されているので大変です。
生かすパネルを損傷させない様、ていねいに行います。
切り取り180切り取り&新パネル







切り取り後180






今現在、これより進んでます!ただ今溶接中デス。