今年もあと2日で終わりですね

今年もいろいろ仕事ご依頼いただき感謝の一言でしたが

いろいろあった中で、ケイズ・ボディー的に今年一番神経を使ったのはやっぱり ガル でしょうかね

前の完成納車記事で

製作途中などは 後日また掲載する予定です なんて

書いといてそのままでだったので、今年の記事は今年の内ににという事でアップしました
隙間寸法が極端に少なくボルトオンするのは至難の業乗用車でOKなボルトオンタイプ・ガルをそのまま箱バンに付けてもまずNGです

それは、ドアとフェンダーの上下方向長さが長くフェンダーとの干渉問題がよりシビア(というか無理、20度くらいしか上がんないんならいいけど)

なのと車体とフェンダーの隙間厚みがなさ過ぎるので、横開きさせるスペースが確保できない(車体側をえぐるようにカットして加工するとか、その分フェンダーをオフセットするとか形状作り直しとかやれば別だけど)






この厚さしかないところに横開き+上がり構造を入れるんですウチの今まで作ったタイプで試作トライして見事NGでした

何度かこのタイプで各部寸法変更してトライしたけど、20度位の上げ時でフェンダーと干渉してしまうんです






エルグランドガル・テスト品で、すっぱり 今までのタイプはあきらめ

まったくの新規でやる事に決定

これは新規品試作の2回目くらいの時のテスト台車での確認時の様子






エルグランドガル・テスト品3コレだ!という構造が見つかったので

このテスト時の構造を煮詰めて出来たのが完成品なんです







エルグランドガル・テスト品2このテスト前にも何度もトライしてるので、かなり鉄くず出しました、初期の頃ほどではないけど







ギリギリ干渉しません





ドラフター去年の夏頃(カマロ・ガルのあと)かなドラフターが装備されたので設計精度とスピードが飛躍的にアップしました(タケぽんさんサンクス)






何度も設計変更途中、こもって書いている事も多くなり、頭爆発しそうにもなりました

将来 CAD 欲しいね

続く