先日ちょっと紹介したものの詳細です

R32スカイライン錆穴修理ビフォア






CA396038アフター





R32スカイライン錆穴修理 塗装完了






H4年式のタイプMです、ツクバ1000サーキットでコースアウト、右後ろを土にヒットし損傷、その修理が依頼内容でしたが・・・

リアアンダーを外したら(というか既にもげていた)錆びて腐って穴開いてました

リアアンダーが装着されていた時は隠れてしまうのでわからなかったんですね

で、右リア角の板金+この錆修理も ということになりました

錆修理はオーナーさんといろいろ相談して最終的には極狭い範囲で鉄板を切り継いで直す方法で行う事になりました




CA396017錆を落としてみると、こんな風です






CA395920インナー(正確にはホイルハウスアウター)を裏から見るとこんな風です

赤茶にポツポツとまだらになってる部分は必ず裏側がけっこう深く錆びてます

CA396019腐って変形しているのを大体形直してから、この段階でアウターの切り継ぎパネルを一枚の鉄板から大まかに作ってしまいます

だんだんと

CA396020形にしていき






CA396022このくらいまで






CA396023作っておきます

ミミの成形&クリップ穴(四角形穴が2つ)は後でです



CA396026で、いよいよアウターを切取ると、合わせ面中は錆だらけです





CA396027インナー(正確にはホイルハウスアウター)を最小限で切り取り





CA396018インナー用切り継ぎ鉄板を1枚から作ります





CA396028こんな感じで作ります






CA396030こんな感じで繋ぎ

この状態で、錆転換剤+ジンクスプレーで防錆までしてあります



CA396038溶接してサンディングしミミの成形も出来たところ

画像撮り忘れでいきなりこれになってます


CA396039インナー裏から






スチールボディーの錆腐り修理は、将来的に直したところから錆びが出ないのか・・・・

とかの問題において絶対や完璧はありません(屋内保管ならありえますが、青空駐車では10年後は?です)

この車の場合新品パネルがまだ出ます、なので

周辺のパネルを広範囲(もしくはカットして部分的に使用)で新品に交換+最良の防錆処理やシーリングをする(今はかなり良い防錆剤があるのでそれら数種を使って)のが考えうる中でMAXな方法です



中古32タイプMが余裕で買えちゃうくらい金額かかりますからねえ

とてもじゃないけどコレは私も勧められません

よほどの事情や思い入れ、もしくはそれでも良いから金に糸目はつけないから

なんて事があれば別ですが・・・


そんな状況の中、いろいろ相談した結果

最低限の狭い範囲での鉄板切り継ぎ溶接修理で直す事になりました

「最低限の狭い範囲」でというのは比較的安く将来的にもある程度安心できる直し方という事での「下限」のやり方になりますかね

ここはやる方も判断に多少悩むところですが、今までの経験から判断した最小限で行いました

最小限と言っても完全に腐食している鉄板には泡吹いちゃって溶接できないので、穴より大きい面積での切り継ぎになるのは必至となりますが、この範囲というのは腐ったところを切り取って内側錆状況を見て見ないと決められません

突合せ溶接で面一にしないで、鉄板被せて溶接してしまいパテでごまかす というのなら簡単だし関係ないんですけどね、その方法はウチはあまりやりません(状況にもよりますけど)

あとアルミテープ貼ってで塞ぐとか、水の浸入防ぐというだけの応急処置的な究極の安い方法もありますが却下となりました(笑)

とまあ、今回の錆修理はこんな感じでやった次第です

続く